複数の木を一つの鉢や石に植え付けたものを寄せ植えと呼ぶ。同樹種だけの物や、異種の植物を組み合わせた物、または造形物などと組み合わせてより創作性を高めた作品もある。
3本以上の複数の同樹種の根が癒着して1つに繋がっているもの、または立木が地面に倒れて地中に埋まり、元は枝であったものが幹として育ち、その枝元からも根を出して、根が一つに繋がっている様な多幹樹形である。これと似たものに、筏吹きがある。これも、立木が地面に倒れて、元は枝であったものが、幹として育ち多幹樹形となったもので、根連なりと違う点は、根が1ヶ所にある。多幹樹形と同様に、幹数は偶数を避ける。
厳しい生育環境により、地中で分岐した根元の部分が、風雨に晒されて表土から浮き出して露出している状態を根上りと呼ぶ。
幹の途中から、放射状に細かく分かれてどれが主幹なのか、区別のつかなくなった樹形で、それがあたかも竹箒に似ているので箒立ちと呼ぶ。枝の素直な分岐と、分岐点と樹高などとのバランスが鑑賞のポイントになる。
幹が著しく捩れているもの、または捩れて成長する性質のものを捩幹と呼び、幹が更にネジれた状態、あたかも蛇がとぐろを巻いた様な樹形を蟠幹と呼ぶ。
海岸や渓谷の断崖絶壁に生えて、幹が下垂して生育を続ける樹木の姿を表現したものを懸崖と呼ぶ。ちなみに、幹や枝が鉢の上縁よりも下に垂れ下がっているものを懸崖、鉢の上縁ぐらいのものを半懸崖、と呼ぶ。
一方向からの風に晒されていたり、障害物などがあるために根元から斜めに立ち上がり、樹芯にかけて一方向に傾いた樹形を斜幹と呼ぶ。枝は一方になびかないで、前後左右に伸び出しているのが特徴である。
関東ローム層から取れる赤土をふるいにかけて粒を揃えたもの。水はけ・通気性・保水性が良いため、園芸用の基本土として最も多く用いられる。栄養分がないため、腐葉土など他の土と混ぜて使用する場合が多い。
盆栽、ガーデニングに利用される。